2024年四季報【春号】から選んだ注目銘柄のリターンを振り返ります。
運用結果の振り返り的な感じ。

振り返る四季報はこれ。
リターン結果の集計期間:2024年3月18日〜2025年2月28日
株価チャート引用元:SBI証券
2024年春号リターン
今回も株価が2倍になった銘柄を発掘しました。
リターンを振り返ってみると、成績の良い銘柄は毎号の成績が良いことに最近気がつきました。



おせーよ…
あれ?これ前号でもみたなあと思ったら、注目するべきなのかも知れません。
全て正解ではないですが。
良い成績の銘柄のテーマは
IP、防衛、増配です。
逆に成績の悪い銘柄は、常連が多いですねえ。
そう、連続して登場しても必ずしも良い結果となるわけではないと。
ブーメラン…
プラスTOP5
5位:(7011)三菱重工業


「三菱重工業」
1261円→1987円 57.57%
みなさんご存知、防衛テーマの中心的銘柄。
上昇率TOP5に連続登場です!
前号の夏号では、2倍株となっていました。
ちなみに僅差で川崎重工業が+56%の上昇でした。
ご存知の通り、防衛関連の中心的銘柄なのもありますが、昨年は受注残が積み上がっていました。
業績の数字というよりは、受注残の増減でみられているように思いました。
4位:(2599)ジャパンフーズ
「ジャパンフーズ」
1535円→2442円 59.09%
総合飲料の受託生産会社です。
丸紅系投資ファンドによるTOBにより、大幅高となりました。
昨今の日本市場は株主還元も増加していますが、TOBも増加しています。
2024年春号でピックアップしていた、葬儀会社の「きずなホールディングス」もTOBにより+55%の上昇です。
TOB狙いの銘柄選定、投資もやっていくときなのかも知れません。
3位:(8136)サンリオ


「サンリオ」
2868円→6326円 120.57%
世界のkawaiiを牛耳る「ハローキティ」
サンリオが2倍株となりました!
ハローキティの生誕50周年やインバウンドの取り込みなどで好業績。
2025年は「クロミ」「マイメロディ」の生誕周年となっていて、好業績は継続しそうな予感がします。
チャートを見てみるとわかりますが、押し目もわかりやすいので買いたい銘柄です。
2位:(5161)西川ゴム工業


「西川ゴム工業」
2048円→4670円 128.03%
2倍株化した、この会社ご存知ですか?
自動車部品(主にシール)メーカーです。
2025年2月10日に配当方針の変更及び期末配当予想の修正(増配)を発表しました。
これがかなりのインパクトで連続ストップ高に。
内容は
期末配当予想を「26円→178円」へ修正する。
前回予想から152円増配を発表しました。
株価が2000円ちょっとのとこで、この発表ですから喉から手が出るほど欲しいでしょう。
配当予想は暫定値ですが、大きく変わることはないと思われます。
この銘柄は、決算を見ればわかりますがお金溜め込んでます。
同じようにキャッシュを溜め込んでいる会社を調べて、大幅増配に期待して買うのも戦略もありだと思います。
わたしは、「流動資産ー負債合計」でプラスの数字が出れば、キャッシュ持ってるなあという思いながら財務を眺めてます。
1位:(7760)IMV


「IMV」
607円→1430円 135.58%
四季報読むまで、この会社知りませんでした。
振動試験装置などを提供していて、実力は世界トップ級。
身近なものだと、地震監視装置でしょうか。
銘柄選定をするときに「世界トップ級なのにこの株価安すぎだろ!」という印象でした。
さて、2倍株となったのには要因がもちろんあります。
それは、防衛テーマの1つだから。
防衛関連むけに振動シュミレーション、電磁波試験で需要を獲得。
受注残が積み上がっています。
この受注残高の増加は、イケイケ三菱重工を彷彿させます。
振動試験装置というニッチな装置の中で、世界トップ級であれば日本のみならず海外からの引きもあるでしょう。
顧客にJAXAもいるようなので、宇宙関連としても見てみると良いかも。
マイナスTOP5
5位:(6276)シリウスビジョン


「シリウスビジョン」
605円→297円 -50.91%
画像検査装置などを手掛ける企業。
株価は半値以下に・・・。
直近決算の業績は赤字です。
この会社は、ハード面よりソフト面の方を柱としています。
今後のテーマとなってくるイメージがあまりないというのが正直な感想。
監視からは外しました。
4位:(3652)ディジタルメディアプロフェッショナル


「ディジタルメディアプロフェッショナル」
4165円→1717円 -58.78%
聞いたことのない人がほとんどでしょう。
いわゆる、半導体ファブレスメーカーです。
自社の工場を持たず、生産は外部委託するアレ。
エヌビディアとかAMDがファブレスメーカーとして有名。
出足は良かったのですが、業績悪化や最近だと下方修正が出たりなど、不安要素たくさん。
下落にも納得です。
3位:(6228)ジェイ・イー・ティー


「ジェイ・イー・ティー」
2720円→991円 -63.57%
半導体製造装置関連の会社です。
4月ごろまでは調子が良かったのですが、5月以降は下落が続いています。
いわゆる「ラピダス関連銘柄」です。
ラピダス久々に思い出した。
他の半導体製造装置の銘柄を見てもそうですが、割高感も強くて、売り込まれていますね。
ちょこちょこ半導体装置関連の反発が見られますが、JETがここから挙げるかどうかは四季報2025年春号で読んでみないとなんとも言えません。
2位:(6920)レーザーテック


「レーザーテック」
40420円→13370円 -66.92%
はい、みんな大好きレーザーテック。
企業説明は省きましょう。
空売りファンドのレポートからずっと下落し続けてます。
Xでは、底打ち?というコメントを見ましたが、さらに底を掘ってますね・・・。
業績の数字だけ見てみると、良いのかなと思って選出していましたが、下落つづき。
手出ししたくない銘柄です。
ただ、デイトレには最適。
1位:(3856)Abalance


「Abalance」
2889円→580円 -79.92%
何回マイナスリターンに登場すれば気が済むんや。
エーバランス。
説明は省きますが、一時期話題だった銘柄。
完全に資金抜け切った感あります。
2024年年末に元幹部がインサイダーで逮捕されたりして、色々と怪しいです。
もう買いません!!!
2024年春号リターン結果
結果的には、ダブルバガーを3銘柄発掘しました!
リターンの確認をしてみて、好業績はもちろんですが株主還元強化のインパクトが強いことを再確認。
PBR1倍割れはもちろんですが、いわゆる「ネットキャッシュ」が多い企業は狙い撃ちしても良いのかなと思ったり。
西川ゴム工業なんてまさにそう。
金持ち企業探しでもしましょうか。
春号の読破では、こういうところも考えてみたいですね。
ネットキャッシュに関しては、四季報じゃなくて決算書から読み解くしかないのかなあと思っています。
何か良い方法があれば教えてください!