ゴールドマンサックスが狙う!次の「FAANG」を発掘するETF「GTEK」の買い方は?

アメリカの株式市場を引っ張る銘柄といえば?GAFA、GAFAM、FAANG、最近ではMagnificent Sevenとも呼ばれる、アメリカの大手テック企業を思い浮かべる人が多いでしょう。

そんな大手テック企業も株価が低迷していた時期が必ずあります。

どの企業もゲームチェンジャーとなるものを保有しており、そのおかげで今があるとも言えますね。


 
ぎん
例えば…?


ゲームチェンジャー?と思う方もいると思うので、一例を挙げてみようと思います。


GAFAの一角を担うApple社は、iPhoneの発売から爆発的成長をとげました。

iPhoneが登場する前まではいわゆるガラケーが携帯電話の主流でしたが、iPhoneが登場してからスマートフォンへ移行していき、いまではほとんどの方がスマホを利用していますよね。

世の中の流れ、いままで「ガラケー」が携帯電話の主流だったのを「スマホ」へと流れを変えてしまったのがApple社です。

一般的にはスポーツの世界で、試合の流れを一転させる人をゲームチェンジャーと呼んでいましたが、それを企業に置き換えて、世の中の流れを変えてしまうイノベーションを起こす企業をゲームチェンジャーと呼んだりしています。


さて、いまさら有名な大手テック企業ではなく、これから来る!と予想されている銘柄を買いたいですよね。

もし、その企業がゲームチェンジャーとなる前に投資していれば、リターンは大きくなります。

そんなゲームチェンジャーのとなりうる可能性を秘めた未来の?「FAANG」を発掘するETFをゴールドマンサックスが運用しています。

株探プレミアム

ゴールドマンサックスが運用するETF「GTEK」

さて、ゴールドマンサックスが運用する未来のFAANGを発掘するETFが、「Goldman Sachs Future Tech Leaders Equity(ゴールドマン・サックス・フューチャー・テック・リーダーズ・エクイティ)」。

ティッカーシンボルは「GTEK

このETFでは「新規株式公開(IPO)から株価が17万5000%上昇する次の企業」、「次のFAANGを発掘し投資する」を探すことをテーマに運用しています。

のちほどご紹介しますが、構成銘柄の多くが先進国と新興国のハイテク企業が組み入れられています。


GTEKのようなハイテク企業を中心としたテーマのETFとして、ARKインベストのイノベーションETFなどが挙げられます。

ARKといえば「破壊的イノベーション」をもたらす企業へ投資することをテーマに運用されていますが、GTEKはこれに近いテーマで運用されています。

GTEKが買えるネット証券は?

現在、GTEKが買えるネット証券で現物取引はありませんが、IG証券ではGTEKのCFD取引が可能です!

IG証券でGTEK

SBI証券、楽天証券、マネックス証券といったネット証券では、GTEKの取り扱いがありません。
(2024年2月時点)

しかし、IG証券ならCFD取引にてGTEKを売買することが可能です。

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CFD取引ではレバレッジをかけたり、売りから取引(空売り)することが可能で、取引の幅を広げることができます。

ただし、レバレッジをかける分だけハイリスクハイリターンとなっているところは注意が必要です。

長期保有を考えている方は、資金とポジションを調整して1倍レバレッジで保有することでリスクを抑えた投資をすることも可能です。

GTEKの構成銘柄

2024年2月8日時点で上位10位の構成銘柄をみてみましょう。
Goldman Sachs Asset Management公式サイトより参照し作成しました)

ティッカー企業名構成比率
MRVLマーベルテクノロジー3.2%
DDOGデータドッグ3.0%
KLACKLAコーポレーション3.0%
WDAYワークデイ2.9%
MSIモトローラソリューションズ2.8%
HUBSハブスポット2.8%
PANWパロアルトネットワーク2.6%
CDNSケイデンスデザインシステムズ2.5%
ZSゼットスケーラー2.4%
MELIメルカドリブレ2.4%


GTEKの構成銘柄は上記の通りです。GTEKは、アクティブETFなので日々構成銘柄や比率が変動するので、同じような構成、比率になるとは限りませんのでご注意ください。


GTEKの構成銘柄は、個別株投資をする方にも参考になると思います!

構成銘柄を見てみるとほとんどが米国株式となっていますが、上位10位銘柄からは外れていますがアジア圏の企業も構成銘柄に含まれています。


 
ぎん
地域別での構成比率をみてみましょう

地域構成比率
北アメリカ64.7%
アジア(日本を除く)17.8%
日本8.3%
ヨーロッパ(イギリスを除く)6.8%
現金2.3%


地域別でみてみると日本株も構成銘柄に含まれていることがわかります。

ARKKと違うところは、アジア圏の比率がGTEKの方が多いところですね。

GTEK構成銘柄上位5つとS&P500の比較

2024年2月時点で、GTEKの構成銘柄上位5銘柄とS&P500のリターンをTradingViewを利用して比較してみました。


ロウソク足:S&P500

橙色:マーベルテクノロジー

水色:データドッグ

黄色:KLAコーポレーション

紫色:ワークデイ

桃色:モトローラソリューションズ


過去5年リターンでみてみると、5銘柄中4銘柄がS&P500を上回るリターンを挙げていることがわかります。

ティッカー5年リターン
SPX85.32%
MRVL265.53%
DDOG273.20%
KLAC509.61%
WDAY59.80%
MSI138.69%


最もリターンが良かったのはKLAコーポレーションでなんと509.61%と株価は6倍になったようです。

KLAコーポレーションは半導体検査装置の販売をしている企業で、まさに半導体需要の恩恵を受けた銘柄といえますね!

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GTEK買い方まとめ

GTEKの買えるネット証券は、IG証券です!

CFD取引を利用することでGTEKを買うことができますが、CFDにはメリットデメリットがあるのでよく理解してから投資をするようにしましょう。


GTEKは次の「FAANG」を発掘することを目的としていますから、構成銘柄は個別株投資をする上で参考になるかと思います。

構成銘柄を詳しく調べていくと、まだ見ぬお宝銘柄を発見できるかもしれません。

また、似たようなETFのひとつであるARKKと違ってアジア圏の銘柄が多く含まれているのもGTEKの特徴です。

分散するという意味でも参考になるかもしれませんね!

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それでは読者様の幸運を祈って。


※この記事で紹介している銘柄は推奨しているわけではありません。投資にはリスクが伴います。投資する際は、自己判断・自己責任でお願いします。

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