会社四季報を読むのってなんだか難しそう…
株式投資をやっていると一度は聞くであろう四季報。
四季報のイメージって、やっぱり分厚い辞書で難しそうって思いいますよね~
しかし、ダブルバガーや10バガーを目指すなら、ひとより早くその銘柄の有望さに気が付いて、投資できるかで違ってきます。
それをやろうと思ったら、個人的には四季報は欠かせないものだと思います!
初心者でもカンタンに読むコツを紹介するよ♪
コツと言っても、見るポイント?といったところでしょうか。
実際に筆者が実践していることの1つなので、役に立つかもしれません。
矢印とにこちゃんマークに注目
サッと読むのであればこれが1番ラクチン!
「矢印とニコちゃんマークに注目!」
四季報を読んだことがない方は、何それ?と思いますよね。
四季報の各企業ページの両端にに注目してください。
↑↑と😊😊のマークがありませんか?ココをぜひ注目してみてください!
矢印は、前号からの営業利益の修正率をぱっと見で知ることができます。
↑↑の場合 | 大幅増額 | 30%以上の増額 |
↑の場合 | 前号比増額 | 5%以上30%未満の増額 またはゼロから黒字 |
このように、前号からの営業利益の増額率を知ることができます。
これは会社発表を元に修正しているので、各企業から発表された業績が好調なのかパッと見で判断できます。
もちろん逆の下矢印もあるけど、下方修正してたりするんよね…
そしてもう1つ、にこちゃんマーク😊
こちらは、会社予想と四季報予想の営業利益の乖離率をパッと見でみることができます。
😊😊の場合 | 大幅強気 | 乖離率が30%以上 |
😊の場合 | 会社比強気 | 乖離率が3%以上30%未満、 または会社予想がゼロで四季報予想は黒字 |
先ほど紹介した矢印は、前号からどのくらい増額したか?を知れますが、こちらのにこちゃんマークは乖離率を知ることができます。
一般的に乖離率が高いほど上方修正が出やすいとされているので、四季報予想も強気と判断できます。
もちろん外れるときもあるよ…
あくまで予想なので、本当にその通りになるとは限りませんが、しっかり精査すれば良いか悪いかは判断できると思います。
精査する方法としては、直近の決算短信内容を読み漁るのが1番良いと思います。
こういった予想がなぜ四季報はできるのか?気になる方いますよね。
実は、四季報に掲載される会社に、それぞれ専属の記者の方がついているそうで、そこでしかわからない情報などから独自の予想ができているらしいです。
マークを見るだけだから簡単だね!
上矢印2つと、にこちゃんマーク2つだけに絞って選定すると、選ばれる銘柄はかなり限られます。
これは個人的な感覚ですが、4000社近くある上場企業からこの条件で絞ると、100銘柄以下となってくると思います。(あくまで感覚)
そこから、次に紹介するキーワードがないか?と探してみるとおもしろいかもしれません。
こんなキーワードには注目
見出しのキーワードで選別するのも一つの手です!
例えば、「世界初」といったキーワードを狙え!と見かけることがあるのですが、これは短期的には株価上昇を見込めますが、上昇は続かないとわたしは考えています。
さて、わたしが四季報を見るときに注目しているキーワードがこちら。
・増額
・再増額
・独自増額
・最高益
・絶好調
この5つです。
これだと銘柄数多くなるし、初心者には難しくない?
というわけで、3つに絞ることにしました。余裕がある方は、上記5つのキーワードで探ってみてください。
さて、3つのキーワードは
・再増額
・独自増額
・絶好調
なぜこれかというと、評価が高いものや強気な銘柄はこういった見出しがつきやすい。
わたしなりの解釈を紹介するよ!
・再増額
前号で1度増額しているが、今号で再び増額した銘柄につきやすい。
この見出しがついた銘柄は、前号からの3カ月の間に業績が伸びてきており、勢いのある銘柄だという判断をしています。
もし、株価がまだ安いと判断できる場合は、買いと考えています。
・独自増額
その会社の担当記者さんが、取材の結果から「会社計画は保守的すぎる」と判断し、独自に予想を引き上げたときに使われる見出し。
これは、その企業を担当しているからこそわかる情報から判断しているそうなので、意外な掘り出し物が見つかったりします。
独自増額は、秋号が1番多いらしいので、要チェック!
・絶好調
この見出しは、そのままで業績が絶好調ということ。
ただし、この銘柄は市場内ですでに評価された後(いわゆる織り込み済)だったりするので要注意。
必ずしも株価が続伸するとは限りませんが、波に乗っている銘柄なのでトレンドなども加味しつつ、積極的に狙っていきたいところ。
例にあげた銘柄の株価チャートをチェックしてみてね♪
まとめ
いかでしょうか。そんなに難しいことではないと思えませんか?
ちなみにこの記事で紹介したポイントを見つつ、2023年春号で厳選した銘柄のリターンは、四季報発売日から3カ月ほどでこのような感じ。
春号の発売日を基準に今日の終値で計算したリターンのTOP3を発表
— ぎん (@silver0830life) July 3, 2023
上昇率TOP3📈
🥇ソシオネクスト +109.82%
🥈シェアリングテクノロジー +76.01%
🥉マクニカホールディングス +71.55%
下落率TOP3📉
🥇キャリアデザイン −30.21%
🥈マナック・ケミカル −26.23%
🥉インティメート・マージャー −24.79% https://t.co/u6xoRMc6ht
他にも個人的にチェックしているポイントがありますが、時間がかかると共に気が滅入るような作業となってくるので、この記事のテーマ「初心者でもできる四季報の読み方ポイント」には沿わないので、当記事では紹介しません。
そのうち記事にすると思うので、お待ちください。
辞書のように分厚い本であっても、ポイントを押さえればスラスラ読めてお宝銘柄を見つけられるとわたしは思います!
ただし、四季報もあくまで予想値。必ずしもそうなるとは限りません。
ですので、当記事で紹介したポイントはあくまで筆者の個人的な考えであり、参考値程度にお願いします。
さいごに頭の片隅にでも置いてほしいポイントを1つ
「↑↑・😊😊・注目キーワード」
この組み合わせの銘柄は、ぜひ注目してみてください!
それでは、読者様の幸運を祈って。
キーワード探すの面倒という方はこちらの記事もおすすめ!
※この記事で紹介している銘柄は推奨しているわけではありません。投資にはリスクが伴います。投資する際は、自己判断・自己責任でお願いします。