新NISAがスタートしてからはや2カ月が過ぎようとしています。
新NISAでなにを買えばいい?となったときに、ほとんどの場合で「オルカンかSP500」を買っとけば無難みたいな感じとなっていますが、本当にこれで大丈夫なのか?と不安になりました。
みんなでやれば大丈夫!みたいなのが正直怪しすぎる…
確かに、今後の成長を考えるとアメリカ経済へ、ベットするのが個人的には無難だと思ったので、つみたて投資枠はSP500を積み立てています。
「オルカンはアメリカがオワコンになってもリバランスするから良いんだよ!」とたまに熱弁されるのですが、みんなが良く買っているeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)こと通称オルカンって2018年にできた新しい投信でそのころからアメリカが主軸でした。
つまり、なにが言いたいかというと「リバランス力がどのくらいあるのか不明」だということです。
アメリカの時代が終焉を迎えたと仮定したときに、どうリバランスされるか、パフォーマンスをあげれるか不明なんですよね。(個人的意見)
となると、今が強いアメリカの指数に連動する投信がいいのかな?と思って、新NISAのつみたて投資枠はSP500にした次第です。
ちなみにiDeCoとかや成長投資枠でSP500を買っているなら、オルカンでも良いと思います!
さて、本題にいきますが、オルカンやSP500につみたてをしたのはいいけど、成長投資枠はどうしよう…と悩んでる方いませんか?
わたしも新NISAが始まる直前まで悩んでいましたが、最終的にたどり着いた結論をこの記事にて紹介しようと思います!
新NISAの成長投資枠で何を買うのか
さて、新NISAの成長投資枠でなにを買ったかというと…
「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)」
略称:NF・TOPIX ETF
まさかの日本株のETFへ投資を決めました!
ちなみにみなさんの日本株のイメージってどうですか?
この記事を読んでいる方のほとんどが、日本在住の日本人ばかりと思いますが、賛否が分かれると思います。
「人口減少が見込まれているのに?」、「どんどん高齢化が進むのに?」、「経済発展してないじゃん!」と思うかもしれませんが、それは間違いないと思います。
ただ、逆にそれをチャンスと考えると、人口減少が見込まれているからこそ、人からAIへ代替えが進むことを予想していて、ほかの国よりAIが発達するのでは?と思っています。
そういったビジネスチャンスの可能性や、世界から見て日本市場は割安感が強いことから、日本株への投資を決めました。
でもさ、なんで日経225じゃなくてTOPIXなの?
なぜ、日経ではなくTOPIXにしたのかというと、大型株はETFにお任せ!という感じにしたかったから…
この記事を執筆しているときの日本の株式市場は、半導体銘柄を中心として株価が続伸し、日経平均株価もバブル後最高値を更新しました。
しかし、AIブームがあるといえど過熱感を感じています。
さて、日経225連動型上場投信(1321)とTOPIX連動型上場投信(1306)の構成銘柄を見比べてほしいのですが、日経225の方が半導体関連企業の構成比率が高いです。
となると、過熱感を感じている半導体銘柄が比較的に構成比率の低いTOPIXを選択しました。
あとは、時価総額の大きい大型株の運用はETFにお任せで~といった感じ。
大型株はETFに任せたらあとは何をするのか…
当サイトを見てくださっている方ならご存じの方も多いでしょうが、四季報発売に合わせて四季報注目銘柄を紹介しています。
そう、個別銘柄でハイパフォーマンスを狙います。
X(旧Twitter)では、ダブルバガーを達成した銘柄を報告していますが、実際に購入している銘柄も多いです。
自分自身が投資することを目的として、注目銘柄をピックアップしているので当たり前といえば当たり前なのですが、たまに疑われるので…
また、注目銘柄には時価総額の低い銘柄など、低位株とよばれる銘柄もピックアップしているので、比較的大型株はあまり買わないんですよね。
個別銘柄を買うからには最低でも2倍は狙えるものを買うようにしているので、大型株はETFに任せるといった、この運用方法を採用しています。
四季報注目銘柄を知りたい方は、こちらからどうぞ。
あ、ちなみに日本株で売ることはないと決めているのは、コーエーテクモホールディングス(3635)です。(爆損中…)
高配当は買わないと思ってる話
「新NISAの成長投資枠は、個別銘柄の高配当株で埋める!」というのを見かけますが、個人的にはおすすめできないな~といった意見を持っています。
そもそも、新NISAって負けられない戦いなんですよ。
損益通算ってあるじゃないですか。同一年分の利益と損失を合算するアレです。
でも、新NISAってこれができないんですよ。
つまり、損切りするとマイナスのままで、限りあるNISA枠が無駄になるんですよね。
悪い言い方になりますが、「損切りができない負けられない戦い」というわけです。
記憶に新しいと思いますが、高配当で人気をはくしていたあおぞら銀行が2024年3月期第3四半期が無配転落となり、株価は暴落しました。
この暴落で損切りをしていれば、マイナス確定なんですよね。(いちを復配する予定するらしいですが…)
高配当株って、減配やら無配転落とかあると暴落がつきものなので注意が必要ですね。
こういったこともあり、わたしの運用方針には沿わないというかリスクに感じるので、高配当銘柄は買わないと思います。
ただし、値上がりを期待できる高配当銘柄があれば、買うかもしれませんが…。
成長投資枠って自由度高いから結局自分次第
ここまで、わたしの新NISAの成長投資枠の運用方法について語ってきましたが、あくまでわたし自身の話…
この記事を見てくださっている方は、おそらく株式投資をしている方、または新NISAの口座を開設している方だと思ってお話ししますが、「成長投資枠は自由度が高いから結局自分次第」ってはなし。
つみたて投資枠は、一定の投資信託のみですが、成長投資枠であれば上場株式も買えますし、もちろん投資信託も買えるので、比較的に自由度が高いのが魅力の成長投資枠。
これをどう生かすかは、人それぞれなので「結局自分次第」とした感じです。
わたしと同じ運用方針の方がいるかはわかりませんが、同じことをすれば儲かるとは限りません。それが投資ですから。リスクが必ずあります。
自分が好きなように投資枠を使えるという所を考えると、投資初心者~上級者までポートフォリオが自由自在なのが良い点だと思うので、自分自身の運用方法を信じて投資していきましょう!
なので、わたしの運用方針は参考程度にお願いします。
成長投資枠で買うことに決めた銘柄まとめ
さて、最後にまとめますと成長投資枠で買った銘柄は「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信(1306)」でした。
ちなみに個別銘柄も買っていて、いまのところ寿スピリッツ(優待目的)、味の素(長期保有)を成長投資枠で買いました。
今後も銘柄が増加する可能性は大アリなので、そのうち報告するかも?しれません。
というわけで、新NISAの成長投資枠で買いたい銘柄でした。
繰り返しますが、あくまで個人的な運用方法なので参考程度にお願いします。
※この記事で紹介している銘柄は推奨しているわけではありません。投資にはリスクが伴います。投資する際は、自己判断・自己責任でお願いします。