どうもお久しぶりです。
ぎんです。
ブログ更新から遠ざかっていましたが、久々に記事更新ということで…。
円安がとまんないっすね~
円高になるなるいわれてましたが、結局のところ日銀さんの利上げは1%にも満たない数字。
それを考えると実質的な金融緩和継続と、アメリカを含めた海外との金利差拡大で「円いらね~」という展開が続いていますね。
ここまで円安が続くと、米国株投資はやりづらい。
為替を気にしてる間に、株価は続伸。
こういう時の攻めの投資が活きてくるときですが、個人的にはこういうときこそディフェンシブ銘柄も少しは含めておきたい派。
ディフェンシブ?は?そんなんええねん。攻撃的ポートフォリオ組みたいんや!という方は、以下の記事が参考になるかと思います。
記事の初回投稿から、株価が2倍3倍とハイパフォーマンスをたたき出し、今もなお株価上昇中の半導体セクター注目銘柄です。
上記の記事を読んで半導体銘柄を買った方がいましたら、おめでとうございます。
読んでいただいた方のパフォーマンスアップにつながっていたら嬉しいです!
さて、そんなことはおいといて。
本題の「円安でも買いたい米国株ディフェンシブ3銘柄」
紹介していきたいと思います!
なんでいまディフェンシブを選ぶのかは最後に紹介しますね♪
この記事は以下のサイトデータを引用しています。
・リターン比較「Trading View」
円安でも買いたい米国株ディフェンシブ編
はよ教えろや!といわれそうなのでちゃちゃっと!いきます。
今回、3銘柄に選んだのがこちら。
・コストコ・ホールセール
・ウェイスト・マネジメント
・ゼネラル・ミルズ
毎度おなじみから、初めて聞いた!という名前もあるのではないでしょうか。
株価チャートを確認しつつ、ちょこっと解説していきます。
各銘柄の詳しい分析は別記事で紹介しています!
コストコ・ホールセール(ティッカー:COST)
みんな大好き大型倉庫「コストコ」を運営するコストコ・ホールセールをまずはピックアップ。
コストコってデフェンシブなん?と思うかもしれませんが、セクターが生活必需品に分類されるため、デフェンシブといっても良いでしょう。
そんなコストコ・ホールセールの上場は、「NYSE」ではなく「NASDAQ」です。
しかも…
この記事を執筆している2024年5月末時点で、NASDAQ100に連動するETFである「QQQ」の組み入れ比率が9番目に多いのが、コストコ・ホールセールです。
MicrosoftやApple、NVIDIAなどハイテク銘柄が「QQQ」の組み入れ比率が高い中、生活必需品セクターの銘柄が上位にいることは意外なのではないでしょうか。
こういったことから、個人的に騰がるときはしっかり騰がって、下がるときのショックは小さい銘柄だと思っています。
コストコとSP500のリターンを比較!
※ロウソク足:コストコ・ホールセール
オレンジ線:S&P500
過去5年で、コストコ・ホールセールとS&P500の比較をしてみました。
注目して欲しいのが、コロナショックのあった2020年頃。
SP500はコロナショックで暴落しているなかで、当時のコストコ・ホールセールは大きな下落とはなっておらず、下落はしているものの横ばいに近い形です。
ハイテク株が大幅下落するなかで、横ばいで耐え抜いていることから下落耐性があると思います。
コロナショック後は、1度はS&P500をアンダーパフォームすることがありましたが、それ以降は指数より大きなリターンとなっています。
下落耐性がありつつ、NASDAQに上場している企業なら「コストコ・ホールセール」をディフェンシブ銘柄としてあげたい。
ウェイスト・マネジメント(ティッカー:WM)
続いて紹介するのが、ウェイスト・マネジメント!
企業名からこの会社の事業を推測できる人は少ないでしょう。
同社の事業は、廃棄物処理。
日本でいうゴミ収集業者さんですね!
しかも、北米最大級の廃棄物処理会社。
廃棄物処理という事業は、不況に強いとされています。
イメージしてほしいのですが、景気が悪くなったらゴミは少なくなりますか?
そんなことはありませんよね。
人が生活する上で、ゴミは毎日でます。
このことを考えると、景気に左右されない事業をしていることがわかると思います。
ウェイスト・マネジメントをデフェンシブ銘柄としてポートフォリオに組み込んでいる投資家も多くいます。
S&P500とリターンの比較!
※ロウソク足:ウェイスト・マネジメント
オレンジ線:S&P500
過去5年のリターンを見てみると、S&P500とほぼ同じ動きをしています。
コロナショックの時、下落してるじゃん!
コロナショックの大幅下落には、原因があります。
それは、ゴミ収集は屋外でする必要がありますよね。
ロックダウンで、外出を規制されたことで、同社の活動に影響がでたというわけです。
2022年の世界的な金融引き締めにより、株式市場は弱気相場となりました。
そんなときに指数を上回るリターンだったことにも注目すべきでしょう。
また、同社は21年連続増配中で、自社株買いも実施しており、株主還元にも積極的です!
ディフェンシブ銘柄の1つとして、知っておいて損はない銘柄。
ゼネラル・ミルズ(ティッカー:GIS)
最後に紹介したいのは、ゼネラル・ミルズ!
当ブログを読んでくださっている方はご存じかもしれません。
知らない方に説明すると、アメリカの大手食品メーカー!
日本でもおなじみの商品では、「とんがりコーン」や「ハーゲンダッツ」の販売をしています。
意外に身近な企業なんだよね!
わたしがディフェンシブ銘柄として、ゼネラル・ミルズを紹介したい理由は、S&P500と比較するとよくわかると思います。
この銘柄の特徴のひとつが、とにかく下落に強い。
2022年~2023年にかけて相場が苦しい展開が続いていましたが、ゼネラル・ミルズは続伸。
弱気相場でも強い銘柄がポートフォリオにあると、思い切ってハイテク株を買っていくことができるので、精神安定剤にもなるんですよね~。
ただ、市場の調子が良いときに下げたりする銘柄なので、周りの調子が良いときに仕込んでおくのが正解だと思われる銘柄です。
この銘柄は、過去に分析記事を書いています。
あの世界恐慌をも乗り越えた、100年〇〇をしたことがない企業!
円安でも買いたいディフェンシブ銘柄まとめ
さて、なんで今ディフェンシブ銘柄を選ぶのかは、シンプルにGAFAMを筆頭に株価が高い!
市場が好調なときにハイテク株を買うのは順張りになるので正解だと思うのですが、こういう時に安くなっているディフェンシブ銘柄を買っていくのもアリだと思ってます。
ハイテク関連が急に崩れたときの精神的ショックがやばいからね
いわゆるアメリカのハードランディングになる可能性を考えると、いま安いディフェンシブ株を買っておいて損はないかと。
だからといって「じゃあハイテク株は買わないの?」といわれるかもしれませんが、AppleやMicrosoftといったハイテク株を2022年に追加投資してから買い増しを一度もしていません。
つまりなにがいいたいかというと、
今買わなくていいや~
となっているため。
とにかく、「安く買って、高く売る」を徹底!
自分自身のポートフォリオを眺めたときに、ディフェンスが弱いと感じたので今ディフェンシブを選んでいるわけです。
世界経済、いわゆる「マクロ」とか「ミクロ」と呼ばれるものを考えつつ自分のポートフォリオをたまに眺めてみるのもいいかもしれませんよ。
投資には正解がないと思っているので、あくまで参考程度に。
※この記事で紹介している銘柄は推奨しているわけではありません。投資にはリスクが伴います。投資する際は、自己判断・自己責任でお願いします。