ぎんが注目する四季報銘柄の1年リターン結果【2023年秋号編】

当ページのリンクには広告が含まれています。

2023年の四季報秋号の注目銘柄リターン結果を公開!


四季報が発売されるたびに注目銘柄として、有望そうな銘柄を紹介していますが、実際に投資したリターンはどうなったのか。

気になりますよね~

注目銘柄の信憑性を上げると共に、自分自身の今後の購読に役立てるための振り返り。

ぎん

メモを紹介してるだけなようなもん


ぎん

振り返るのはコチラの記事から!

ここで紹介する「1年リターン」は、2023年四季報秋号の発売日2023年9月15日~2024年8月31日までの期間でリターンで計算しています。


各銘柄に付属している株価チャートはSBI証券より引用しています。

目次

2023年秋号1年リターン

今回のリターン結果は正直意外な面もありました。

2023年四季報秋号が発売されたぐらいに日銀の利上げの件で、銀行株が注目されてたような記憶です。

実際に注目銘柄として、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、千葉銀行をピックアップしていましたが、リターンは以下のようになりました。

三菱UFJ+18.27%
三井住友+29.16%
千葉銀行+6.52%

とりあえず銀行株買えばプラスにはなっていた。という感じの結果に。

同期間の日経平均株価が+15%ちょいなので、大型の銀行株買えば指数勝ちできたというわけですね。


ぎん

ちな買ってません。はい。


そんなことは置いといて、これを上回る結果をだしたハイパフォーマンス銘柄TOP5を発表します!

プラスリターンTOP5

上昇率5位:(9828)Genki Global Dining Concepts(旧 元気寿司)

上昇率5位は「Genki Global Dining Concepts(旧 元気寿司)

2505円→4175円 +66.67%


いつの間にか社名が変わっていた元気寿司。

10月と1月に大幅上方修正でかなり騰がっていきました。

特に10月の上方修正はインパクトもあり、注目銘柄として紹介してからストップ高にすぐになったのは記憶にあります。


やはり同社はインバウンド客をうまく吸収して、収益を伸ばせているように思います。

また、海外展開も進んでおり、円安寄与もあったといえるでしょう。


じわじわ値を下げる展開が続いていましたが、現在は高値を追う展開に。


ぎん

そもそも業績良いからね~


四季報見出し欄 【大幅増益】【中計保守的】

上昇率4位:(3399)丸千代山岡家

上昇率4位は「丸千代山岡家

1977円→3440円 +74.00%


皆さんご存じラーメン屋さんの山岡家。

コロナも明けてしっかり営業できるようになってから客足がかなり伸びたようです。


同社は定期的に売上高の速報を開示していますが、前期比での上昇が現在でも続いているので今後も注目していきたい銘柄。

同業他社の力の源ホールディングスとの違いも調べてみると面白いかも。


四季報見出し欄 【独自増額】【採用強化】

上昇率3位:(9024)西武ホールディングス

上昇率3位は「西武ホールディングス

1541円→3138円 +103.63%


インバウンドの恩恵を存分に受けた銘柄というか出遅れ感のあった銘柄でした。

西武ホールディングスといえば「プリンスホテル」

高稼働率で稼いでいるようです。


西武鉄道をはじめとした運輸も事業の1つで、2023年秋号では「鉄道の定期外の復調が鈍い」と記載あり。

いやいや、外国人観光客いっぱい来てるのにさすがにそんなことはねえだろ。と思いましたね。


インバウンド関連はもう出尽くし?と思いきや、掘り出し物がありましたね。


四季報見出し欄 【上振れ】【ゴルフ】

上昇率2位:(8022)美津濃

上昇率2位は「美津濃(ミズノ)

4750円→9790円 +106.11%


ほんとにスポーツメーカー?ミズノさんが上昇率2位にランクイン!

チャート見て思ったこと。

ぎん

おいおい。半導体株かと思ったわ…


なんかコロナあたりからずっとジムとかいったりと運動する人なぞに増えましたよね。

どこかで見たんですけど、人ってお金が余ってくると自然と健康にお金を使うようになるらしいっす。

なんか皇居回りランニングしてる人、知らぬ間に増えた気がします。

コロナあたりからの運動熱にも事情をよく考えれば納得。


個人的にミズノといえば野球!と思っていましたが、ゴルフも結構すごいらしい。

現在はフットボール(サッカー)品が伸びてるっぽい。

同業他社のアシックスもそうですが、ライフスタイルシューズも成長中。

ぎん

今後も注目!


四季報見出し欄 【増額】【企業制服】

上昇率1位:(7740)タムロン

上昇率1位はなんと!「タムロン

2190円→4645円 +112.10%


プラスリターン1位がまさかの2号連続でタムロン!

前号のリターン結果


2号連続で1位となったということは、夏号~秋号までの期間であればどこで買っても2倍株化させることが可能だったというわけですね。


前号のリターン結果のコメントを見ていただければわかりますが、社長がやらかしたんですよココ。

そんなの関係なし。

業績好調すぎて、株価上昇!


同社はカメラレンズで世界的なメーカー!

一眼レフ向けは軟調なものの、ミラーレス向けが好調で2桁成長中

利益率も向上しており、好調ぶりが決算からわかります。


直近の決算では、育成分野のヘルスケアが3倍の増収になるなど今後の成長にも期待できそう。

さらに自動運転普及で車載カメラが好調なのもヨシ!

ぎん

今からでも買いたい銘柄かも


四季報見出し欄 【連続最高益】【辞任】

マイナスリターンTOP5

下落率5位:(6249)ゲームカード・ジョイコホールディングス

下落率5位は「ゲームカード・ジョイコホールディングス

3900円→2258円 -42.10%


スマスロ関連株が盛り上がっていた時に話題になった銘柄ですね。

そこそこお金持ってる企業だと思うのですが、もう見られてないかなぁと思いつつ。

優待欲しい方にはわりとおすすめの銘柄です。


さて、話題になって急騰しましたが見放されてからは陰りが。

注目銘柄として紹介したタイミングからの買いは難しかったですね。


四季報見出し欄 【再増額】【移転】

下落率4位:(7018)内海造船

下落率4位は「内海造船

6860円→3605円 -47.45%


いわゆる造船銘柄ですねー。

X(旧Twitter)でもかなり話題になった銘柄。


同社をピックアップしていたのはとにかく業績の数字が良かったから。

しかし、来期予想が下振れするなど一時的な盛り上がりだった?こともあり下落トレンド。

案件がもっと増えてくればかわってくるかも。横ばいは厳しい。


四季報見出し欄 【大幅増額】【実績】

下落率3位:(3561)力の源ホールディングス

下落率3位は「力の源ホールディングス

2311円→1173円 -49.24%


プラスリターンで丸千代山岡家がランクインしましたが、マイナスリターンで力の源ホールディングスが登場。

比較したらおもしろいかも。と前述しましたが、ちらっと書きます。


力の源ホールディングスってそもそもどこのラーメン屋なのか。

それは「一風堂」!


業績を見ますと、そんなに悪くないんですよね正直。

最高益連続更新してますし、株価も上がっていいだろと。

直近の決算で、営業利益の鈍化が見えはじめてる。


この会社の注目するべきことは業績より為替なんですよね。

海外展開がかなり進んでおり、円安が追い風となって業績も伸びていました。

なので、円高傾向になってきていることを考えると売られてしまっていているのかな?という予想になります。

一方、山岡家は…。


四季報見出し欄 【上振れ】【国内戦略】

下落率2位:(3697)SHIFT

下落率2位は「SHIFT

27830円→13640円 -50.99%


下落率2位となったのはSHIFT

同社をピックアップしてから数カ月で最高値を更新しましたが、現在は下落中…

高成長が続いており、投資家間での期待値も高い銘柄。


2024年1月に発表された決算で売上増収ながら、純利益は減益となっており売られています。

ソフトウェアテストやエンジニア育成など今後も期待できる仕事だけに期待値が異常に高まっていたのかな?というように思います。


少しでも投資家の予想路線を外れると下落していくのが株式投資の怖いところ。


四季報見出し欄 【絶好調】【横展開】

下落率1位:(6565)ABホテル

下落率1位となったのは「ABホテル

2821円→1327円 -52.96%


1位は本当に意外でした。

ABホテルはビジネスホテルを展開する企業。

2023年8月に高値を付けてから右肩下がりの株価。

正直、下落理由がさっぱりわかりません。

ぎん

おバカなのでわたし…


業績は前年比での伸びほどではなくなったものの、続伸しており問題ない。

下落理由として考えられるのは、そもそも出来高がかなり少ない。

騰がるときはガッ!とあがりますが、落ちるときも同じ。

株価が良くも悪くも大きく動きやすい。


大口の資金も抜けて買い手も少なく売り一方なのかな?とも思いました。

ホテル関連に資金が入ってくるとまた動くかも知れません。


四季報見出し欄 【独自増額】【新規出店】

2023年秋号リターンまとめ

2023年秋号のリターンTOP5は以上のようになりました!


8月5日にブラックマンデー超えの大幅下落がありましたが、プラスリターンTOP5は大きく下落したもののリバウンドも大きく最高値更新をしています。

つまり、本当に良い銘柄を持っていれば大きな下落がきても問題ない

淡々と買うだけ。という感じです。

ぎん

普段から多くの銘柄をみることをおすすめします!


さて、2024年の四季報秋号も差し迫っているので、また記事更新すると思います。

さぼり気味のブログもぼちぼち復活していきます!


何度でもいいますが、あくまで参考程度に!

ぎん

過去の四季報関連記事はこちら~

よかったらシェアしてね!
目次