冬のレジャースポーツと言えば、スキーやスノーボードですよね!
スキー場に行くときに、やはり気になるのがリフト券代…
行きたいスキー場でもリフト券が高額だと少し悩みますよね。
そこで今回は、スキー場の株主優待を利用して、リフト券を安く買う方法をご紹介します。
これを知れば、スキー場で思いっきり楽しめるかもしれませんよ。
スキー場の株主優待とは?
そもそもスキー場の株主優待ってなに?
スキー場の株主優待とは、スキー場を運営する会社の株式を保有することで、そのスキー場や関連施設のサービスを割引価格で利用できる制度です。
例えば、日本スキー場開発株式会社は、国内の有名スキー場を多数手がける企業で、その株主優待は以下のような内容です。
・100株以上保有する株主には、自社グループ運営スキー場のリフト利用割引チケット5枚(1枚につき5名まで利用可)など、各種割引を贈呈。
・3000株以上保有する株主には、上記の割引券に加えて、WEBからお申し込みをすると、対象スキー場の共通ウィンターシーズン券1枚を贈呈。
このように、スキー場の株主優待を利用すれば、リフト券やレンタル用品などの料金を大幅に節約することができます。
また、ウィンターシーズンに限らず、グリーンシーズンと言われる緑が綺麗な時期でも使用ができる株主優待もあり、四季を通じて雄大な自然を楽しむこともできます。
株式等振替制度上、権利確定日の3営業日以前に株式を購入しなければ、権利確定日に株主として登録されないのでご注意ください。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
スキー場の株主優待のある企業
日本スキー場開発(6040)
日本スキー場開発は、白馬エリアのスキー場や竜王スキーパーク、川場スキー場などを運営する企業です。
株主優待では、自社グループ運営のスキー場やパートナーリゾートのリフト利用割引チケットやレンタル割引チケットなどがもらえます。
日本スキー場開発の株主優待の内容は、以下のような内容です。
の株主優待内容
・100株以上保有する株主には、自社グループ運営スキー場のリフト利用割引チケット5枚(1枚につき5名まで利用可)など、各種割引がもらえる。
・3000株以上保有する株主には、上記の割引券に加えて、WEBからお申し込みをすると、対象スキー場の共通ウィンターシーズン券1枚がもらえる。
権利確定日は、毎年7月末日となっています。
2022-2023シーズンの株主優待割引適用のスキー場は以下の通りでした。
・HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根スキー場
・HAKUBA VALLEY 白馬岩岳スノーフィールド
・HAKUBA VALLEY 白馬岩岳スノーフィールド
・HAKUBA VALLEY つがいけマウンテンリゾート
・HAKUBA VALLEY 鹿島槍スキー場ファミリーパーク
・竜王スキーパーク
・菅平高原スノーリゾート
(ダボスエリア・太郎エリア限定)
・川場スキー場
・めいほうスキー場
・みやぎ蔵王えぼしリゾート
(パートナーリゾート)
・オグナほたかスキー場
(パートナーリゾート)
各スキー場の株主優待内容、リフト券割引金額は、それぞれ違います。
株主優待の内容など詳しくは、日本スキー場開発のホームページでご確認ください。
<外部サイト>
【長野県】白馬岩岳スノーフィールドの混雑状況とバーンの状態
日本駐車場開発(2353)
日本駐車場開発は、駐車場の運営や管理を行う企業ですが、子会社に日本スキー場開発があります。
株主優待では、日本スキー場開発の株主優待と同じ内容の割引券がもらえます。
日本駐車場開発の株主優待の内容は、以下のような内容です。
の株主優待内容
・7月末日現在に1000株以上保有する株主に6種類の株主優待がもらえる。
具体的には、以下のような優待券がもらえます。
1.時間貸し駐車場1日料金30%割引券5枚
2.日本スキー場開発が運営するリフト利用割引券3枚(1枚で5名まで利用可)
3.日本スキー場開春が運営する温泉施設利用割引券1枚(1枚で5名まで利用可)
4.スパイシーレンタル割引券3枚(1枚で5名まで利用可)
5.那須ハイランド割引券2枚(1枚で4名まで利用可)
6.那須りんどう湖ファミリー牧場割引券2枚(1枚で4名まで利用可)
・1月末日現在に1000株以上保有する株主に2種類の株主優待がもらえる。
具体的には、以下のような優待券がもらえます。
1.日本スキー場開発が運営するリフト利用割引券3枚(1枚で5名まで利用可)
2.那須高原TOWAピュアコテージ 平日限定宿泊ご招待券2枚(1枚で2名まで利用可)
さらに10000株以上保有する株主には、追加特典があります。
・築浅貸別荘またはリノベーション済み客室への優先案内
・別荘地内内覧ツアーの提供
こちらの特典は、那須高原TOWAピュアコテージ宿泊ご招待券と併せて利用できます。
※2023年時点で日本駐車場開発では、紙媒体の株主優待券と電子版の株主優待券の2つがもらえます。そのため通常の2倍の株主優待が利用できるようになっています。今後は株主優待の電子版への完全移行が予定されているので、いまが非常にチャンスです。
権利確定日は、7月末日と1月末日となっています。
日本駐車場開発の子会社に、日本スキー場開発があるため、株主優待の内容のひとつとして、日本スキー場開発が運営するリフト利用割引券となっています。
スキー場の株主優待は、日本スキー場開発の株主優待とほぼ同等内容というわけですね。
日本スキー場開発の株主優待割引適用のスキー場は、こちら
株主優待の内容など詳しくは、日本駐車場開発のホームページでご確認ください。
西武グループホールディングス(9024)
西武グループホールディングスは、西武鉄道やプリンスホテルなど、鉄道や不動産、ホテルやレジャーなど多岐にわたる事業を展開している企業です。
プロ野球の球団「埼玉西武ライオンズ」のオーナーは、西武グループホールディングスの代表取締役社長です。運営母体としては、西武鉄道となっています。
株主優待では、プリンス系列のスキー場で使用できる割引券がもらえます。
西武ホールディングスの株主優待の内容は、以下のような内容です。
の株主優待内容
株主優待は年2回あり、保有株式数によって優待割引券枚数など、優待内容に変化があります。
保有株式数によりますが、西武線・西武バス全線で使える株主優待乗車証と7種類の施設利用優待券がもらえます。
ここでは、スキー場の株主優待のみに絞って紹介します。
・9月末日現在に300株以上保有する株主に5枚のスキーリフト割引券がもらえる。
※100株以上300株未満保有の株主の場合、スキーリフト割引券は発行されません。
具体的な内容は、以下の通りです。
1.1会計につき30%OFF(割引対象は、スキーリフト1日券のみ)
2.苗場、かぐら、志賀高原 焼額山はエリア1日券、狭山スキー場は入場滑走料を正規料金から30%OFF
3.「スキーリフト割引券」1枚につき、おとな4名まで利用可
スキーリフト割引券の株主優待の送付は、年1回のみとなっています。
西武ホールディングスのスキー場の優待を含む株主優待の権利確定日は、毎年9月末日となっています。
2022-2023シーズンの株主優待割引適用のスキー場は、以下の通りでした。
・富良野スキー場
・雫石スキー場
・苗場スキー場
・かぐらスキー場
・六日町 八海山スキー場
・軽井沢プリンスホテルスキー場
・万座温泉スキー場
・妙高杉ノ原スキー場
・志賀高原 焼額山スキー場
・狭山スキー場
株主優待の内容など詳しくは、西武ホールディングスのホームページでご確認ください。
東急不動産ホールディングス(3289)
東急不動産ホールディングスは、東急不動産や東急リバブルなどの不動産関連の事業会社を傘下に持つ、持株会社です。
株主優待では、東急スノーリゾートの優待対象スキー場で、使用できる割引券がもらえます。
の株主優待内容
株主優待は、年2回(3月末と9月末)の権利確定日に、保有株数に応じて2種類の制度があります。
株主様ご優待券
・国内17ヶ所のホテルハーヴェストやリゾートホテル、ゴルフ場、スキー場、フィットネスクラブなどをご優待料金で利用できる券です。
・100株以上保有すると、半年に1回「ご宿泊優待券1枚」と「ご宿泊優待共通券2枚」と「スポーツご優待共通券2枚」がもらえます。
・保有株数が増えると、それぞれの券の枚数も増えます。
・有効期限は発行日から半年間です。
継続保有株主優遇制度
・500株以上保有していると、優待ポイントが付与されます。(1ポイント=1円相当)
・5000株以上保有していると、年2回6月と12月にポイントが付与されるようになります。
・最大12万円相当の優待ポイントがもらえます。
・長期保有感謝ポイントとして、5年毎にポイントが割増されます。
・ポイントは、全国展開する事業地の産直品や施設利用券などと交換できます。
・10,000株以上3年以上保有すると、「東急こすもす会」への入会資格がもらえます。
ウィンターシーズンのスキー場株主優待では、「スポーツご優待共通券」1枚につき大人2名までご優待料金で利用できます。
東急不動産ホールディングスでは、スキー場の株主優待を年2回もらうことができます。
有効期限が発行日から半年間なので、緑が綺麗なグリーンシーズンにご利用予定の方は3月末日、スキーやスノーボードを楽しめるウィンターシーズンにご利用予定の方は9月末日が権利確定日となっています。
もちろん長期保有したほうが、年2回もらえるのでそちらの方が良いですし、優待ポイントを商品と交換した方が、お得になると思います。
2022-2023ウィンターシーズンの株主優待割引適用のスキー場は、以下の通りでした。
・ニセコ東急 グラン・ヒラフ
・ハンターマウンテン塩原
・マウントジーンズ那須
・たんばらスキーパーク
・タングラム斑尾(タングラムスキーサーカス)
・蓼科東急スキー場
・スキージャム勝山
株主優待内容など詳しくは、東急不動産ホールディングスのホームページでご確認ください。
富士急行(9010)
富士急行は、富士山の麓周辺で、別荘・リゾート施設などを運営する会社です。
有名な施設だと、富士急ハイランドがあります。
株主優待では、富士急ハイランドのフリーパス引換券もありますが、スノーパークイエティやあだたら高原スキー場の1日券がもらえます。
の株主優待内容
株主優待は、電車・バス・観光施設で使える共通優待割引券やフリーパス引換券など、富士山周辺のレジャーを楽しめる内容となっています。
株主優待は年2回、3月末日と9月末日の権利確定日に、100株以上保有している株主を対象に送付されます。
保有株式数や継続保有期間に応じて、優待券の枚数や種類が増える仕組みとなっています。
富士急行の株主優待は種類も多いため、スキー場の優待に絞って紹介します。
ウィンターシーズンにご利用の場合、9月30日現在に株主である必要があります。※優待券に有効期限があるため
スキー場の株主優待は、電車・バス・観光施設共通優待券を利用することで、1日券などと引換になります。
保有株式数によって優待券枚数に変化があり、以下のような内容です。
・100株以上 5枚
・500株以上 10枚
・1500株以上 10枚
・2500株以上 15枚
・5000株以上 25枚
・10,000株以上 40枚
各スキー場、共通優待券5枚につき1日券1枚と引換となっています。
ウィンターシーズンの利用と紹介しましたが、登山やお花を楽しめるグリーンシーズンも優待が使えるので、長期保有することも良いと思います。
また、スキー場の優待以外にも富士急ハイランドや河口湖遊覧船など、富士山周辺のレジャーを楽しめる優待となっているので、魅力的だと思います。
2022-2023シーズンの株主優待割引適用のスキー場は、以下の通りでした。
・スノーパーク イエティ
・あだたら高原リゾート
株主優待内容など詳しくは、富士急行のホームページでご確認ください。
リログループ(8876)
リログループは、企業の福利厚生を総合的にサポートしたり、ホテルや不動産などの事業を展開する会社です。
株主優待では、「リログループ株主優待club off」というサービスの会員権と、宿泊補助券です。
このサービスにスキー場のリフト券を優待価格で購入できるサービスがあります。
の株主優待内容
1.「リログループ株主優待club off」の会員権
2.「リログループ株主優待club off」に掲載されている宿泊施設で使える宿泊補助券(1000円分)
保有株数によって「リログループ株主優待club off」の会員スタイルに違いがあります。
・100株以上1000株未満保有 スタンダード会員
一般価格よりお得な優待価格でサービスをご利用できます。
・1000株以上保有 VIP会員
スタンダード会員価格よりさらにお得な価格で利用できます。
「リログループ株主優待club off」では、スキー場以外にも映画や飲食店の割引など、日常生活でも利用できる会員限定のサービスとなっています。
3月末日が権利確定日となっており、その時点での株主を対象に、株主優待サービスのご案内を送付しているようです。
2022-2023シーズンの株主優待割引適用のスキー場は、以下の通りでした。
リフト券割引のスキー場
・星野リゾート 猫魔スキー場
・丸沼高原スキー場
・シャルマン火打スキー場
・ロッテアライリゾート
・プリンス スノーリゾート 富良野スキー場
・秋田八幡平スキー場
サービス関連割引のスキー場(商品券や温泉など)
・GALA湯沢スキー場
・若杉高原 おおやスキー場
・高柳ガルルのスキー場
株主優待内容など詳しくは、リログループのホームページでご確認ください。
<外部サイト>
【群馬県】丸沼高原スキー場のオープン直後の混雑状況とバーンの状態
スキー場の株主優待を利用するメリット
スキー場の株主優待は、スキー場によく行く方や、スキー場の近くに住んでいる方には、非常にお得な制度です。
また、普段から山のアクティビティを楽しんでいる方も、多くのメリットを享受できると思います。
スキー場の株主優待を利用するメリットは、以下の通りです。
・リフト券やレンタル用品がやすくなる
・宿泊施設やテントサイトが安くなる
・温泉施設や駐車場が安くなる
・遊園地や牧場などの割引チケットも貰える
スキー場の株主優待のある会社は、スキーやスノーボードだけでなく、自然や温泉、遊園地などを楽しめるお得な優待を提供している場合もあります。
興味がある方は、ぜひ株式を保有してみてください!
もし、株式を保有したいと思った方におすすめの証券会社は、松井証券
松井証券は、株式の売買にかかる手数料が、1日50万円まで無料なので、株主優待を狙った投資に非常におすすすめです!
まとめ
この記事では、スキー場の株主優待を使ってリフト券を安く買う裏ワザを紹介しました。
スキー場の株主優待は、スキー場を運営する企業の株式を保有することで、リフト券やレンタル用品、宿泊施設などの割引サービスを受けられる制度です。
また、配当金を出す企業へ投資すれば、配当金を貰って、そのお金でリフト券を買うことも夢ではないかもしれませんね。
資産運用のひとつとして、この機会に始めてみるのはいかがでしょうか?
スキー場の株主優待で、冬のレジャーをもっと楽しみましょう!
※特定の銘柄を推奨するものではありません。投資はリスクが伴います。投資する際は自己判断・自己責任でお願いします。