今回は、米国株配当金の再投資を自動化する方法を紹介します!
米国株は、年4回の配当金がもらえます。
また、配当利回りが4%を超える銘柄も多数あり、ETFも充実しています。
投資した銘柄から、配当金をもらって、その配当金でまた株を買う。
これを繰り返すことで、複利効果で資産を効率よく増やすことができるとされています。
でも、、、
正直、配当金を貰ってまた再投資するのって、めんどくさくない?
そんな声を解決できる方法があります!
米国株配当の再投資を自動化する方法
実は、既存の証券会社の機能で再投資機能があるので、それを使用することで自動化することが可能です!
再投資機能があるのは、
サクソバンク証券とマネックス証券です!
それぞれ若干ですが、機能内容が違いますが紹介したいと思います。
DRIPを使う
DRIPとは、Dividend Reinvestment Planの略称です。
※Dividend Reinvestment Programともいわれることもあるようです。
日本語にすると配当再投資制度といいます。
※以下 DRIP と表示しています。
この機能、いえ制度は保有している株式の配当を現金で受け取らず自動的に再投資する制度です。
アメリカで普及している制度のようで、税制上の優遇が受けられたり、再投資するときの買付手数料が無料だったりします。
これらにより長期投資と相性が良いとされています。
配当株投資をして、貰った配当を再投資することを推す海外投資家さんが多いのは、これの影響があるのかも…?
ちなみにこの制度は、日本では導入されていません。
※2022年10月時点
ですので、日本株でDRIPをやりたい!となってもできませんのでご注意ください。
いつか日本株もできるようになるといいね!
さて、このDRIPを使える証券会社は、国内では2022年10月時点で1社のみ!
それは、サクソバンク証券です!!
サクソバンク証券の親会社は、デンマークにあるサクソバンクA/Sという銀行です。
海外の銀行が、親会社というのもあり日本の証券会社にない機能があり、DRIPにも対応しています。(一部対象外銘柄あり)
サクソバンク証券でのDRIPですが、若干ですが本場アメリカとは内容が異なるところがありますが、
米国株式の配当金再投資サービスであるDRIPであることにかわりはありません。
・配当金貰うと、同じ銘柄に再投資される
・アメリカと同じ税制優遇制度は適用されない
・再投資時の買付手数料が無料
アメリカでのDRIPは、1株に満たない配当金でも端株として再投資されます。
例えば、0.1株といった再投資の対応が可能のようです。
サクソバンク証券のDRIPでは、端株については非対応なので、
現金配当となり口座に入金されます。
つまり、サクソバンク証券でDRIPを使うと、
米国株式からの配当金を貰うと税引き後、再投資できる株数が再投資され、1株に満たない分は現金配当として入金されます。
また、再投資時の税制優遇についてですが、サクソバンク証券では税制優遇は特に無いようで、税引きはしっかりされるようです。
ここは、アメリカではなく日本ですからね….
日本では、DRIPが導入されてませんから、税金を払うのは当然ですね….
また、再投資時にかかる買付手数料は、無料となっているところは魅力的!
サクソバンク証券では特定口座での運用も、可能となりました!
ですが、特定口座では一部銘柄への投資はできないのでご注意ください。
【 サクソバンク証券の外国株式が選ばれる理由 】のひとつとして、配当金再投資(DRIP)が手数料無料と紹介されています。
サクソバンク証券が選ばれる理由でもあるんだね!
ただし、サクソバンク証券ではDRIPの適用外の銘柄もありますのでご注意ください。
配当金再投資サービスを使う
こちらの配当金再投資サービスは、
マネックス証券が提供しているサービスです!
これって、サクソバンク証券のDRIPと同じものではないの?
マネックス証券の配当金再投資サービスは、アメリカのDRIPには該当しないと以下引用のようにマネックス証券公式サイトで説明されています。
なお、本サービスは金融商品取引法第35条1項7号に規定される、「累積投資契約」には該当いたしませんので、注文の発注の際には「米国上場有価証券等取引に係る上場有価証券等書面」をご確認いただく必要があります。また、「配当金再投資サービス」は、米国のDRIP(Dividend Reinvestment Plan)制度には該当いたしません。税制優遇の措置は受けられず、当該サービスを利用し約定した際には所定の買付手数料が必要となります。
引用:マネックス証券 米国株定期買付サービス概要(取引ルール)
このように、サクソバンク証券が提供しているDRIPとは、別物になります。
マネックス証券の配当金再投資サービスは、米国株定期買付サービスのひとつです。
配当金再投資サービスは、保有銘柄から支払われた配当金をいったん外国株口座の預り金に入金され、配当金額を上限に注文を自動で生成してくれるサービスです。
米国株配当金再投資サービスであることは、変わりないのでご安心を!
サクソバンク証券のDRIPとの違いとして、以下の特徴があります!
・NISA口座での運用が可能
・1株に満たない配当金の場合、預り金を自動で充当し、再投資できる
・米国ETF買い放題プログラムを併用で、買付手数料(税抜)が実質無料で米国ETFを買える
マネックス証券の配当金再投資サービスは、NISA口座での設定も可能です!
非課税で、さらに配当金の再投資も自動化することで、複利効果を最大限活用できます!
また、NISA口座を使用して運用している方で、貰った配当金を再投資する行為が面倒と感じる方をちらほら見かけますが、このサービスを使えば面倒なことを省くことができます。
もちろん特定口座や一般口座でも、配当金再投資サービスの設定も可能です!
サクソバンク証券では1株に満たない配当金の場合、現金配当となり口座に入金されますが、
マネックス証券では、オプション機能を設定していれば1株に満たない配当金の場合であっても、外国株口座の預り金から自動で充当して1株の注文をしてくれます!
再配当資金が足りないときは、自動で充当してくれるのはありがたいね♪
マネックス証券では、米国ETFの買付手数料が実質無料になる、米国ETF買い放題プログラムを実施しています!
こちらのプログラムは、米国ETFで人気のあるQQQやSPYDなどの人気な銘柄を含めた13銘柄の買付手数料(税抜)を全額キャッシュバックしてくれるものです。
現在の対象銘柄はこちら。また、対象銘柄は半年に一度程度見直しを行っていて、この買い放題プログラムに追加してほしい銘柄の要望も随時募集しているようです!
この米国ETF買い放題プログラムを使って、配当金再投資サービスを併用することで、再投資時の買付手数料を実質無料にすることが可能となります!
人気の米国ETFが買付手数料
実質無料なのはいいね!
2つの配当再投資機能の比較
2つの証券会社の配当再投資機能を比較してみたよ!
比べてみるとちょっとした違いがあるね♪
配当金を再投資して、複利で資産を増やす。これを自動で出来るのは、非常に魅力的だと思います!
こんなツイート、画像を見たことはありませんか?
自動化することで、自然と運用していることを忘れ、それによる効果は絶大だと考えます。
さらに配当金を再投資することを忘れず自動でやってくれるのは、ありがたいですね!
この機会に、サクソバンク証券やマネックス証券の口座を開設して、DRIPまたは配当金再投資サービスを使用してみてはいかがでしょうか?